2007年9月30日日曜日

商社不要論がもはや不要


朝試合が雨で流れたため、久しぶりにサンデープロジェクトを見ました。
冒頭は政治の話は相変わらず、聞いても堂々巡りの話になるのでサンジャポを見ていましたが、チャンネルを戻してみると三菱商事を題材にして商社の最近の動きを取り上げていました。
私は十数年前の就職活動時に商社の先輩の態度が気に入らず、応募すらせず、「どうせ横流ししてるだけでしょ?」と商社のビジネス自体をネガティブに見るようになっていました。ちょうどそのころから商社不要論のようなことが叫ばれ始め、トヨタなどの大企業やユニクロのような会社なども直接現地に乗り込むような時代が来ました。
が、反面私は自分が実際に仕事をしていく中で、「商社って必要かも」と思うことが増えていました。
世の中には情報も含めて、色々なものがありますし、それをつなぎ合わせるだけでも大変で、それぞれの会社は自分のことしか見ていないわけなので、各企業を「線」でつなげる作業をどっかやってくれないかと思うことが増えていました。
その後、携帯の新規ビジネスに取り組む機会があり、そのときにはすでに商社の方たちがソフト産業にも進出してきていて、色々な方と仕事をしました。
そんな経験からも「最近の商社は面白いな」と気持ちを新たにしていましたが、今日のTVをみるとさらに進んでいるようですね。

今日の番組では「バリューサイクル」と呼ばれる取り組みが紹介されていました。
彼らはメーカーの意向を受けて動いていたことが多かったのですが、タイの自動車産業では自らもリスクを背負って進出し、さらにはメーカーにも物申すような存在になることでタイ市場を作り上げてきたという話でした。

世の中に代理店や商社と呼ばれる業態は、多数ありますが商社の動きを参考にすれば生き残りの道を探れるのではないでしょうか。

追伸
サンプロのHPが恐ろしくしょぼく、個人のblogレベルなのに驚き・・・。
あと赤江アナウンサーがわずか1年で交代って何かあったのかな?

2007年9月29日土曜日

理論と情熱の融合


定期購読している日経ビジネスに久しぶりに面白い記事がでていました。
東芝の西田さんという社長の特集です。
「理論と情熱の融合」という二律背反なテーマを追い続けているようです。

私もこの1年くらいは「両極端なものを両方持つ、できる」ことを目標にしていて、その上で「自分で決めて、どちらかを使う」ということを追い続けています。
「理論・理屈」は持っていて当たり前で、その上で「情熱・信念」という、理屈ではなくあくまで自分だけのものを持つようにしています。
マネジメントでも「やさしい、モチベーションをあげる」というのと「戦略・論理」両方備える。厳しいことをいう覚悟もあった上で、しっかりと話を聞く。
かっちょよくいっても殆どできておらず、いつもの習性で自分の得意、または楽なやり方で対応してしまっています。反射的に対応しすぎるんですよね~。

この1ヶ月は大きなイベントでスピーチをしたり、仕事が良い具合につながり始めたりと、充実した月でした。久しぶりに頭の中がこれだけの期間「ぎゅっ」と締め付けられる感覚を感じたので、きっと少しは成長してるのではないかと期待しています。

皆さんどうなのかな?

2007年9月28日金曜日

へ~

たま~にGoogleのTOPのロゴが変わっていることがある。ハロウィンとかクリスマスとからしいのだが、今朝もちょっと変わってました。
9周年かな。

しかし、今みたら元に戻っていた・・・。
基準はアメリカなのね

人との付き合い方

リクルートは最近netをうまく使ってる会社ですな~。
また新しいサービスを始めたようです。

「人とのつながりを預けて、貯めて、増やすのが人材BANKです」

らしいです。「人脈」というのは学生時代からよく言われていることですが、何を持って人脈なのかは意外に語られていないですね。
私の身の回りにも「やたらと名刺を持ってる」「顔が広い」人はいますが、それを人脈というかというと「?」です。良くある「異業種交流会」に若いときは呼ばれるし顔を出してましたが、名刺の無駄だったようにも思います。出会いはどこにあるかわからないのでトライをすることは重要だと思いますが、それで人脈が作れるかのように思い込ませるのはいかがなものかと。
辞書で「人脈」を調べると

姻戚関係・出身地・学閥などを仲立ちとした、人々の社会的なつながり。

らしいので、それはそれでOKなのかな。
時代によって人脈の定義なども変わるかもしれません。やはりメールや携帯、インターネットができたことで、随分友人とはつながりやすくなりましたし、mixiやgreeがあるおかげで確かにつながっている感覚はあるように思います。

人材bankがどれだけ新しいかはわかりませんが、今までとは違う「人脈」の作り方などができるのかもしれません。

話はそれますが、リクルートは検索すると結構ちゃんとでてくるのですが、「人材bank」はいまいちな結果でした。「人材バンク」「人材bank」両方でもblogやニュースが上位です。
頑張れリクルート!!

2007年9月27日木曜日

おーーーっ、面白いサイト発見

ホテルの予約サイトというのは「楽天」「じゃらん」、海外だと「エクスペディア」などがありますが、ちょっと面白い仕組みがあるサイト発見。

agodaというタイにある会社のようです。
昨今はパソコンのサイトでも「いかに連絡させないか」が重要で、なるべくWEB上で全てを完結させるようなサイトが多くあります。

逆に、もともとリアルで商売をしている会社などは「店頭にこさせよう」として、web自体がお粗末になっているケースもあります。

が、このagodaというサイトの面白いところは、チャットで質問ができることなんです。




7時を超えると一旦メールでの対応になるようですが、これで24時間やるようになったらすごいな~と。
色々アンケートをとったり、グループインタビューをしていても「予約は店頭で」とか「net予約した後に電話で確認」というような方が年齢にかかわらず多くいましたが、このチャットでずいぶん解消できるものだなと思いました。

一度使って見るので感想はいれます。

2007年9月26日水曜日

アメリカすげ~


FBI、ブログにはれる「指名手配」ウィジェットを公開

会社の同僚が教えてくれました。
さすがITの本場ですな!!指名手配をblogに貼り付けられるような仕組みを作ってしまいました。

官僚組織は世界中どこでも「固いし動きが悪い」はずですが、これを見ているとそうとは思えないくらいに時代にマッチしています。

日本の官僚も頑張れ!!

家電戦争勃発


ヤマダ電機、キムラヤを子会社化

.

家電量販店の争いが激化の一途をたどっています。本当にこんな争いがあるんだと驚きを隠せません。下克上というかなんでもありというか、過去の常識は通用しない世界があるのだと思い知らされます。
つい先日はよくお店にもいっていた「マツヤデンキ」を買収、最近はベスト電器の株を7%近く買占め、結局ベスト電器はビックカメラと提携。
そうしたらいつのまにかキムラヤを・・・。

こうなると次は何が起こっても不思議ではない気がします。

日経ビジネスでも「ヤマダの死角」というような特集を組んでいました。厳しい管理と商品の仕入れが強いが、人材を育てられていない。というような論調でした。
素朴に思うのは、「じゃあ他の店ってそれほど優秀な販売員いたかな?」

この先どうなるか注目です。

2007年9月25日火曜日

ax面白いな~

AXEの宣伝ですが、mixiを使ったりwebでゲームしたりと中々面白いやりかたです。

左の画像はaxeバスターズという女性たちで、ゲームもくだらないといえばくだらないですが、シューティングしたときの叫び声など、下品すぎて男性には受けるようにできています。
衣装がしっかりとピンクなところも笑えます。

こりゃ一回AXE買っちゃうな~。

2007年9月24日月曜日

今流行の体内メーカーをやってみました。
結果的には少し前に会社の同僚たちともはやった「脳内メーカー」のほうが最初でインパクトが会ったこともあり、盛り上がる結果となりました。
しかし、以前の脳内メーカーと違うのはブログなどで画像を貼り付けることを前提に「画像をダウンロード」できるようになっていることや、

「おがじゅん」の成分解析 | 「おがじゅん」の猫画像 | 「おがじゅん」の犬画像 | 「おがじゅん」の おもしろ画像

といった、思わず先に押してしまうような仕掛けがより多くちりばめられているところです。
そもそも脳内メーカーで注目を浴びているので、同じようなサービスでユーザーを集めるというのは賢い展開だと思います。
「マイルドセブン」が「super light」や「extla right」と同じような名前で展開したのに近いものを感じます。が、恐らくこの体内メーカーのサイトは脳内メーカーとは別の人が作ったサイトのようなので、まさに「漁夫の利」というかパクリですな。脳内メーカーというゲームはなく、「脳内メーカー(正面)」というものを出してお茶を濁しているようです。

元祖のサイトもしっかりと画像対応されていました。
netの世界はパクリも早いですな。

2007年9月23日日曜日

どこに向かっているのか?

今日は久しぶりにテニスの試合に行ってきた。場所は柏で、凄く良いテニスコートでした。
が、3連休の中日なので混雑していないことを期待していましたが、いつもは1時間くらいで行くところが2時間以上かかりました。東京に来る車も混んでいたのですが、ナンバーは土浦とか東京以外のナンバーなので「都心に遊びにいく」人たちだと思います。不思議だったのは柏に向かう方面。東京からあちらに向かってあれほど多くの車が向かう理由がわかりません。

試合後、帰りも良い具合に込んでいましたが、あまりに混んでいたので、途中で降りて環七に乗りましたが、これが逆にえらくすいていて、ますますどういうルートで人が動いているのかわからず混乱しました。

渋滞について研究しているかたもいるようですが、「左側が早い」というのもあたっていなそうですし、もう少し分析したいものです。

2007年9月22日土曜日

取り組みはいいんだけどな~


歎異抄、思いっきり現代語訳


親鸞の思想を伝える「歎異抄(たんにしょう)」は根強い人気を集める仏教書らしい。

記事によると「仏教界からも日常語での思い切った訳が発表された」ということ。
ここ数年宗教、中でも仏教の放つ言葉や世界観は、今の日常生活でも凄く使えるし、腑に落ちる言葉が多いなと注目をしていました。デミルレイズの岩村が好きな「何苦楚」なども、私の好きな言葉の一つです。
5,6年ほど前に「成長する人、成功する人の共通項ってなんだろね?」と、かなり長い時間話し込んだ時期がありました(合計で3日分72時間くらいは話をした)。そのときに話をしていた8人ほどでわかったことは「経験から学習している」という1点でした。何苦楚という言葉の意味も同じような意味だったので、「仏教家もやるじゃん?」とそのあたりから仏教の言葉に注目することが増えました。
考えれば「生きること」について考えつくした人たちの言葉なので「役に立つ」のは間違いないはずなんです。
が、それだけ良い言葉を持っている割には、仏教会から世の中への発信が少ないし、つまらないな~と感じることが多く、組織も出来上がってしまうと本来の目的やDNAを忘れるものだなと思っていました。

そんな中、上記の記事がでたので「え~ど~」と思い、読んでみました。
相当思い切った訳ということがしきりに記事に書かれていました。

「ほかにも大胆な訳として「慈悲に聖道・浄土のかわりめあり」という一節を、「愛には、人間の思いを中心とした愛と人間の思いを超えた愛の違いがある」とし た。「愛」はキリスト教のアガペーに通じる響きがあるため、相当な議論となった。しかし、このほうが今の日本ではさまざまにイメージを膨らませてもらえる と判断した。」

なんじゃこら?全文を読んでいないのでなんともいえませんが、「現代語」とは思えない。
いったい読ませたい人は誰で、この本でどこまで理解・影響を受けて欲しいのか?たぶんそこまでは考えてないんだろうなと思います。なので五木寛之のような人が「仏教家」のような扱いを受けてるんだろうと思います。

最後には

「伝統的な解釈を否定するわけではないが、歎異抄は多面的な可能性を持っており、いろいろな問題提起があっていい。現代はいじめや自死の問題なども深刻。時代に迎合するという意味ではなく、『響く言葉』を発信することは宗教者に課せられた宿題だ」

と締めています。心意気はよし!!「響く言葉」という宿題についての課題意識も素晴らしい!!
だけど、今の段階では「響く言葉」には程遠いです。
個人的には、「ビジネスマン」というマーケットに対して、心に響く書物を出して欲しいと思います。
私も含めて時代の変化に振り回されたり、プライベートも変化が大きい時期。そして、仏教以外の自己啓発本など、色々なメディアも出ているので、仏教家が「響く言葉」を出せるかどうかの試金石としては丁度よいのではないかと思います。

2007年9月21日金曜日

へ~、amazonやるな~

amazonの新しいアフリエイトプログラムである「ウィジェット」というプログラムを使って作ってみました。
blogなどでサイトを作るときは、「自由に設定できない」という制約があり、色々テストしたいnet音痴な私でも、blogを始めて1週間くらいで、「amazonのお奨めもうまく貼り付けられないし、やっぱりblogは不便やな~」と思っていました。

が、

やりますな~amazon。簡単に貼り付けられるので予想通りの「お奨めコーナー」が作れましたし、貼り付ける際も簡単すぎて今までがなんだったんだろうと思うくらいでした。
今サービス業が色々な分野に存在していますが、いわゆる「コンサル」「取次ぎ(代理店・商社など)」というような部類に入るものは、「技術の進化」で吹き飛んでしまう可能性があると感じます。
昔は「web作成」という業態があり(今でも立派にありますが)、プログラムをかける人が重宝されました。それを「制限はあるけど、ある程度できる」という形で楽天市場などのようなサービスができてきました。しかし、もはやそれだけで「食える」時代ではないようですね。
無料でこんなに簡単に色々できるのであれば、あえてお金を払ってやる必要がなく、自分が本当にしたいことに集中ができる環境が整いつつあります。
そう考えると楽天市場なども、「簡単にwebショップが作れる」という初期の優位性ではなく、「ユーザーが根付いている」とか「支払いが簡単」というような、別の理由が存在しているはずです。

世の中の「代理店」と呼ばれるビジネスには厳しい将来が待ってそうだ。
商社は「商社不要論」が叫ばれていたあたりから大きく様変わりして「ビジネスの仕組み提案」というような仕掛けが増えています。さらに以前に比べて殆どのコンビニやwebや携帯の会社に株主の名前に商社が名を連ねているように、より我々に近いところで活躍しています。
今後TV局とか代理店といわれるビジネスが、こういった技術革新という「外部要因」にどう対処していくのか要チェック。

2007年9月20日木曜日

日々の判断

常々「人間は感情で動いている、理屈で全部解決できたら苦労しねー」と思うことが多いですし、だからこそ結果についても不確定要素が多く面白いとは思っています。

最近よく読ませてもらっている記事の中に同じようなことが書いてありました。
安倍氏の辞任に対してコミュニケーションという視点から考察したような内容です。

名経営者、名政治家、名監督。優れたリーダーに共通する資質は究極、「好かれる。愛される」ということにつきるように思います。


個人的には「尽きる」とは思いませんが、重要な要素の一つだと思っています。ようは「好かれる」ということは、見ている人や評価する人は別にいるという意味でも理解はできます。

文章の中に興味深い引用がありました。長いので、詳しくはリンクを読んで見てください。
人間が物事を判断する場合おおむね

「まずとにかく1:好き嫌い、という皮膚感覚で判断し、次に2:正しいか間違っているか、と世間を気にし、最後に3:損か得か、という理性を働かせる」

という一文です。これはわかる!!
結局「なんとなく」という部分は、動物的に身を守る本能として残された能力だと思うので、人間しか使いまわせない「言葉」ではなくて、その裏にある「思惑」を感じ取るようにできているのだと思います。
だからといって「好かれる」ことを意識して好かれるとは限らないのが難しいところですな。

2007年9月19日水曜日

久しぶりのゴルフ

今日は久しぶりにゴルフに行ってきました。
前にいったのは3年以上前でした。その前は5年以上前で、今回は3回目のコース(といっても打ちっぱなしも1度だけしかいったことはない)

ゴルフはやればはまるだろうと思ってやっていなかったのと、ゴルフ好きな方には私の偏見で恐縮ですが、ゴルフやっている人がなんとなく品がない人が多い印象があり、避けていました。
昔ゴルフ場で嫌な対応をされた経験も尾を引いているように思います。
(テニスコートとゴルフ場が一緒にある施設は多い)
以前やったときに比べると、ちゃんと前に飛んでいる気はしましたが、やはり狂い始めるととまらず、145というかなり凹むスコアでした。
しかし、以前にやったときより狙ったとおりにとんだ数も多く、なぜかバンカーショットだけが異常にうまかったりとかなり楽しむことができました。
ゴルフはまさに自分との戦いなので想像通り刺激的なスポーツですね。
ただし、今後どれだけ広がるかというと、お金がかかりすぎることや時間的な制約も多いことから、日本でメジャーになるかというと?です。おじさんや小金持ち層に安定した需要があるのでなくなるとは思いません。

帰りの車の中では面白い商売を見つけました。車の中からなので見にくいですが、「ネットオークション代行会社」です。私は引越しや手続きなどが本当にめんどくさいのでいつも「誰か変わりにやってくれねーかな」と思っているので、感覚的には良くわかる商売です。本当は不動産会社などはわれわれのそういった部分をケアしてくれるはずなのですが、現状はそうなってません(自動車のディーラーもそう)
ネットオークション代行がうまくいくかどうかでいうと、本当にめんどくさいというレベルのものと、そもそも使いにくいという両面があり、後者の部分はどんどん改善されていくのでニーズとしてはいずれ小さくなっていくと思います。
前者の部分はオークションにそれほど積極的ではない人などには嬉しい仕組みだと思います。
何度もやるわけではないので、誰かやってくれというレベルの人たちです。

この店の仕組みがわかりませんが、店に持っていくのであればそれはそれで商圏も限られますし、そもそもそこに持っていくのも結構めんどくさい。で、売れるまでの時間差もあるので、そうであれば逆に安くても良いので買い取って、それをオークションでさばくかどうかはご自由にとなります。
ブックオフが競合か!?

など実態がわからないまま妄想しながら家に到着。

2007年9月18日火曜日

時代の流れ


グーグル、無料のプレゼンテーション機能を提供開始


とうとう始まったようですな。パソコンの世界は、昔はホストコンピューターと呼ばれるような「中央集権」的な仕組みで、われわれが使う端末は画面を見て入力するだけのようなものでした(伝票みたいな画面)。それが、windowsに代表されるように端末側の処理スピードや機能がたくさんついたことで、端末側で処理できることが多くなりました。その端末の間をネットワークでつなぐというような仕組みもできてきました。
しかし、ここ数年は端末の機能はそれほどいらなくなって、「webが見れればOK」というような流れが来ているように思います。私はgoogleのgmailのアドレスを持っているのですが、いわゆる「webメール」もその流れです。一応プロバイダーに申し込んでいるので、それのアドレスがあるようなのですが、前職のときに、部署のメアドと会社全体のメアドを持っていたのですが、PCを破棄したりする際にメールも全部消えたりした経験があり、この2年くらいはwebメールと呼ばれるもので重要なメールとか残したいメールは保存するようにしています。AUもmailをgmailでできるようにしたり、そもそもの「アドレス」が端末に依存しない分随分楽にはなります。

gmailを持っていると、なんとエクセル&ワードに近いことはWEB上で処理ができ(端末にはソフトがいらない)、共有などもすぐにできるので凄く便利です。
私は2月ほど前にPCを変えたのですが(dellで結構奮発して購入)、案の定officeは入っていなくて、前のPCに残していた「運動記録」のエクセルなどがすべて使えなくなってしまいました。
その時に「!!」とひらめき、一度エクセルをgoogle版エクセルにインポートをしてから、使ってみました。
すると、エクセルが入っていないPCでも問題なく処理ができるので、結局購入する必要がなくなりました。
上記記事はいわゆる「パワポ」に該当するものができたようなので、さらに買う必用がなくなりました。

端末は「webが見れればよい」という時代の流れも潮流として大きくなる可能性大です。

↓↓↓ワードデモ作っときました。
http://docs.google.com/Doc?id=dfw3hfv9_2hpvtw9

2007年9月17日月曜日

コンビニのDNAは改革

どうもHERO'Sがプライドに比べて、燃えない思いを感じながらチャンネルをいじっていると、カンブリア宮殿が始まっていました。
今日のゲストはローソンの新浪さんでした。
確かNHKのプロフェッショナルに出られていたときにも見たのですが、プロフェッショナルの場合は「組織」とか「気持ち」という「プロジェクトX」のようなつくりだったのに対して、今回はどちらかというと「企業戦略」に近い話になっていました。テレ東株主の日経新聞の意向なのかな?

新浪さんの話は、NHKのときでもそうでしたが、特に誇大な話をしているわけでもなく、かといって目先の話をしているかというとそうではなくて、現実をしっかりとみながら「先を見ている」感じがしました。
彼が言っていた言葉の中に「コンビニのDNAは改革である」というものがありました。
いいですね~。心に響きます。

コンビニの雄セブンイレブンの鈴木さんも、当初は大反対の中で始めたとか。
「当時、イトーヨーカドー社内では、日本におけるコンビニ事業の将来性に懐疑的であったが、これを推進した鈴木敏文が、失敗時には自己が保有するヨーカドーの株式で穴埋めをすることを条件に、イトーヨーカ堂のオーナーである伊藤雅俊の了解を取り付けた」

どの会社も、少し業績が上がってきたり、規模が大きくなってしまうと、こういった「思考の壁」には絶対ぶつかります。「昔はこうだった」というだけで動かない人や、逆に「ここが上がり」といった感覚をもって入社してくる人も増える。
そういうときにどれだけDNAをしっかりと意識して、少なくともDNAを受け継いだないしは持った人を残していけるかがキーになる。
彼のいう「DNA」というのは、表立って目に見えないものなのですが、企業の核になるものでもあるので「生き続ける」ためには非常に重要な点だと思います。

そのDNAも商品となって目に見えるものにしたり、形に残していくことで受け継がれていくのでしょうか?そう考えると昔の「伝承」という仕組みも凄いものだな。

これについての最近の迷いが2つ。
以前お世話になった会社をみていて思うことなのですが、やはり私が入社した当時などに比べると人材が小粒になった感はあります。が、その会社の社史にもあたる冊子を読んでみると20年以上前に「昔に比べると動きが鈍くなっている」って言っている人がたくさんいたようです。
迷いの1つがこれで、
「そういうことを言う人がいるのが正常」ないしは「そういわれながらも実はいけてる」
のかなと。20年以上前に「今のままではだめだ!!」といっている人の10年くらい後に私は入っているわけで、でもかなり刺激的な人がいたように思います。でももっと前の人からするといけてないんだろーなー。

もう一つは、企業として次のステップにいくということ。
私がお世話になっていたころは、部署としてもこれから新しいことをするというステージだったこともあり、多くのメンバーも「新しいことをする」という気概に溢れていた。
しかし、今は多くの事業が「昔ほど影響力はないが、黙っていても稼げる」ステージにあり、会社として「そこそこ優秀でやることはやる」という人の配分を多くすることで、しっかり稼ぎきるという会社にするのも大いにありだなと。
特に答えはないですが、自分がかかわる組織は「おもろい組織」で「人も刺激的」な組織にはしたいな。

2007年9月16日日曜日

24・・・

とうとう始まりました。
24」第6弾かな?出るたびにみているので、どこまで進んでいるのかわからん。

先週まではなかなか時間が作れなかったので、昨晩から借りてみています。
で、毎度開始時に少しだけ変化があって楽しいのですが、今回も
「おっ、君がいつの間にか大統領?」
というような部分もあり、入りとしては良かったと思います。
で、ふと思ったのですが、これほどはまっている24ですが、今回のプロモーションは今までのような「通」向けというより、ある程度認知度があることを前提にした流れだったように思います。
ホットペッパーを彷彿とさせるアナウンスとともに、「面白着うた」つきのキャンペーンでしたが、今までのイメージを軽く裏切る形で私も思わず「にやっ」としてしまいました。
映画のプロモーションというのは、過去に「全米NO1」シリーズがあったと思うと「芸能人のお奨め」シリーズ(ピーコとか)、「試写会感動」シリーズだったりと、時代の流れを抑えていて非常に面白いものが多いです。

そうそう、24をみていて思ったのですが、こんなにはまっていながら、実は内容ってそれほど覚えてないですね~。1は覚えていますが、2,3になるにつれ、「なんとなく」「言われればわかる」という程度にぼんやりとしてきます。「この感覚どこかで味わったことが!!」と記憶をたどると
シドニーシェルダン


の本を読んだときと同じ感覚です。(まだ本書いてるのかな?)
凄くスピード感があって、卒業旅行時に友人から進められて一気に読み漁った記憶がありますが、今「どんな話?」
と聞かれても全く答えることができません。
漫画でいうと「ドラゴンボール」がそれにあたるかも。

人間は頭で考えとらんということやな。

田舎暮らし


旅行とは異なるふれあい「おためしライフ」

観光というと、数泊泊まるだけのものが殆どですが、観光の究極の形が「移住」だと思います。
北海道の田舎体験プログラムからは始まったもののようですが、20日間くらい住んで、その土地を体験するというものです。地域のファンを作りながら、ゆくゆくは移住を狙っていく。
都会の人からすると、田舎暮らしへの不安があるなか、長期滞在してみることで不安をへらす効果もある。
なかなか面白い形だと思います。マンションのような一生の買い物を「建てる前に買う」という行為をいまだに信じられない私にはぴったりの企画です。

観光の場合も、「都会の人=ユーザーと、現地の人」の持っている要望やイメージがずれていることが多く、都会の人が持っているその土地への「期待」と、地元の人が考える「地元の良さ」や「自らの住み心地」というのは往々にてずれています。
これが都会の人の「期待」にあわせるのだけがいいのかというとそうではないわけで、そこは薄っぺらい演出でごまかせるものでもなく、地元の「素の良さ」というものを見極めながらも、ユーザーの期待にこたえる、ないしは上回るという職人のような作業が必用になってくると思います。

昨日参加したイベントでは、旅行業界の人と久しぶりに盛り上がった議論をしました。
「旅行は発地(出発する場所)で頑張って情報をだしているし、一生懸命だが、着地(行った場所)で同じような熱をもって発信したり、対応しているかというとできていない」
例えると
「東京にある旅行会社は、顧客のために色々考えて企画をして、PRもする。そして、旅行に参加してもらう。しかし、現地の方たちは企画をするわけでもなく、お客がきても普通に迎えるだけ」

われわれもどこかに遊びにいくときに「あいつが青森に転勤したからいってみようか?」とか、転勤した同僚から「青森いいから遊びにきてみなよ」など人間関係でいくことも多いと思います。

まだ明確に見えたわけではないですが、地域活性という中に「着地からの情報発信」ということを軸にすえてやってみてもいいかもしれません。
YouTubeなどのプラットフォームもできていることだし、なんかできそう。

2007年9月15日土曜日

暑いのえーぞー

今日は昼間でおきれず、さきほど定食屋にいってぼーっとしてます。
月曜日が休みなので雑誌がたくさん販売されていて、大慌てで3冊ほど
getして読んできました。

今日はかなり暑い日ざしで夏が戻ってきたようで、しめしめ。

マッサージいってこよう。

2007年9月14日金曜日

旅行イベントに参加

世界旅行博というイベントに行ってきました。
毎年10万人以上人を集めるようですが、今日は業界関係者の日だったので、比較的落ち着いて見ることができました(といってもかなりの人手ですが)
世界各国の観光局、日本の旅行会社や航空会社がブースを出しています。
やはり大手の会社になるとコンパニオンを多く出したりして華やいだ雰囲気になっていました。

しか~し、一番人を集めていたのは、その場で演奏をいきなり始めたチリかどこかのブースでした。スピーカーからいくら大音量の音楽を流そうと、「生演奏」にはかないませんな。

各国の文化の違いなのか、偉く明るいところもあれば、「これやる気あんのかな?」というようなアフリカ諸国の皆様まで多種多様でした。

今日は久しぶりの講演で燃え尽きた・・・。

2007年9月13日木曜日

WEB2.0的な広告 ブログパーツ


ユーザーが発信するblogやsocial media(mixiやgreeなど)の影響力が高まったいる今、ブログパーツという企業やクリエイターが作ったプログラムをコピペなどで簡単に自分のブログなどに貼り付けることができるサービスが出ています。

昔お世話になった会社も最近は立派な「IT企業っぽい」感じになってまして、こういう活動に積極的に取り組んでいます。



私のblogのTOP左におじさんの映像がありますが、それがブログパーツです。ブログパーツにも色々種類があるようで、今回のものは「面白紹介系」ですが、旅行の紹介や音楽のレコメンドなど色々でているようです。

せっかくblogを初めてnetに少しでも慣れようとしているところなので、時間を見つけて幾つかトライしてみます!!

2007年9月12日水曜日

今の時代だから逆にありだな~

カナダの紅葉の写真です。

トラベルコという旅行の口コミのサイトで、
「旅のプロが選んだ ココが1番!!」という特集です。

ユーザーの口コミや集合知などといわれる中でも、こういった「権威がありそうに見えるお奨め」は、やはり安心感があります。
特に、ビギナーの時や選ぶ手間隙がかけれない時は助かります。

誰しもが「自分で全部調べて行く」「絶対安くないと納得しない」わけではないので、こういう仕掛けも口コミなどと同じくらい大事になってくるのではないでしょうか?

先ほどあげたインタビューですが、興味深いのは安ければよいという人でも「安さの下限」はしっかりと持っていることでした。価格はそれだけで意味を持つこともありますので、「安い=質が悪い」というイメージになることもあるようです。

おっ!!とうとう退陣しましたね~。
ここまでひどいと仕方ないですな。別に政治家が金持ちでもなんでもいいのですが、これだけ年金問題など不信感がある中で、「領収書使いまわし」など、どう考えても脱税・詐欺のような事件が連発ででると、もう信用ができないので、何をやっても駄目ですね。

データと実感知の違い

たまたまユーザーインタビューに立ち会う機会があったので、参加してみました。
色々なアンケートデータは見ていたのですが、実際のところどうよ?
という感覚で参加をしたのですが、「生の声」は面白いですなー。「百読は一見にしかず」ですなー。
いくらデータを読んでも、実際に見て見るとずいぶん印象は違いました。

netに関しても、5年ほど前に比べると「ある・使うのが当たり前」になっているだけに、ユーザーも「使っている」という意識がなく、もう日常に溶け込んでいる感じを受けました。

アンケートだと「netで調べている」と応えていても、実際に話を聞いてみると、調べているといってもレベル差はあって、何を探すか意識をして、検索に入力する言葉も考えて「調べている人」と、「まっ、とりあえず」という人とは印象に大きな差があります。

データだけをみてしった気にならず「感覚知」を磨くことが大事です。

2007年9月11日火曜日

仏教仕掛ける

シブヤで精進料理、写経体験も…「高野山カフェが登場 」

やっと動き始めたか・・・。
青山でcafeを出すようです。高野山は世界遺産に登録されて140万人/年訪れましたが、少しずつ減って120万人に減っているようです。
高野山と南海電鉄が組んで、仕掛けたのがこれです。
食事だけではなく座禅も組めるようなので、きっかけにはなるかもしれません。

仏教もこれだけ広まったのは、「マーケティング・プロモーション」がうまかったという事実があるわけなので、現代になっても、その心を忘れてほしくないものです。

2007年9月10日月曜日

起死回生なるか!!


「自虐系キャラ」で観光誘致-夕張リゾートとビーコン・コミュニケーションズ



「夕張父さん(夕張倒産)」と「夕張まっ母さん(夕張真っ赤)」という2体1対の「自虐系キャラクター」で、「金はないけど愛はある」という設定。

夕張市が起死回生を狙って、プロモーションを計画中です。
ターゲット層となる夫婦の方たちが、こういう笑いがわかる人たちかどうかが重要です。
ある程度の年齢になると「見栄」も重要になってくるので、こういう「自虐ネタ」が受け入れられるかどうかがポイントですね。
逆に若い子のほうが、こういう笑いがわかるような気がします。

2007年9月9日日曜日

夏の終わりのイベント










土日とも激しい暑さの中、テニスをしてきました。1年前の宮古島以来、日焼けで顔や背中が痛くて仕方がありません。
帰ってきてから、倒れるように寝込みましたが、夜近くの洗足池というところで祭りをやっているということで行って来ました。夜が涼しくて昼間の暑さとの落差に驚きながらも「夏も終わりが近づいている」感を改めて強く感じました。
小さい池なので出店がそれほど多いわけでもなかったのですが、狭い道に多くの人が出てきていたので結構な賑わいでした。花見のときも出店がでていましたが、花見は「飲み」が目的なのか、出て行く人が少なくもっと人が多かったように思います。
散歩したりすると買い食い症候群が始まってしまうのは、直しようがなく着いてすぐに「広島焼き」を買い、歩いていくとなんと「鮎の塩焼き」が売っていたので、そのまま購入。お祭りで鮎の塩焼きをやっているのは初めてでしたが、かなりおいしかったです。こういう世界もはやり廃りがあるのだろうか?
ベビーカステラとか、チョコバナナとか変わらず出ている店も多く、タイムスリップをした気持ちになりました。その後焼きそば大盛りといか焼きを食べたあと、焼き鳥を食べて、近くのナチュラルローソンでパンを買って帰りました。

祭りって一種独特な雰囲気なので偉く気分転換できました。

会社も祭りが必要だな。

2007年9月8日土曜日

念願のコメダいってきた

会社で話題になっていた、喫茶店「コメダ珈琲店」にいってきました。
テニスを青葉台でしていたので、教えてくれた同僚にメールを入れたところすぐ近くだということがわかり(ちなみに朝10時で彼はヨネダ中)昼間行って来ました。
まず驚いたのが、客の多さ。1時から2時半くらいまでいましたが、その間客足が途絶えることなし。このへんの住民が名古屋出身ばかりなのか、それともよっぽど食べるものがないのか、異様な込み具合でした。  
食べたのは下の写真の「ヒレカツ」とその後に、カキ氷(1つにしといてよかった~)。
そして食後に珈琲。
感想としては、「ふ~ん」といった感じでしょうか。居心地はよかったですが、食事がパン類しかないということと、雑誌がそれほど充実していないということで、65点です(基準は私の喫茶ランキング)。これほどまでにはやる理由は良くわかりません。
駐車場が充実していること、スペースが広いこと、店員がまかないおばさんのようなナフキンをしているので安心感がある。といったところです。あっ、一つあるのはお子様向けの雑誌や本が数多くあったことです。これは意外に主婦や家族を引き連れているのかもしれません。
名古屋から上陸ということで注目していましたが、まあ普通な感じです。
東京の食文化のレベルが低いのかな?

2007年9月7日金曜日

ひょんなことから

もうデジカメ変えようかな・・・。
わかりにくいですが、ゴルゴのジッポです。

たまたま仕事に行った先で、見せてもらいました。
ファンにはたまりませんね。一応ゴルゴキャンペーンではロレックスとジッポがあたるのですが、金額を別にしてジッポのほうが価値があるように思います。

こんな風に興奮していながら、先日は同僚が
「おがじゅん、エヴァンゲリオンのロンギヌスの槍がオークションでてるで」
訳がわからないので、調べて見ると、2日前で500万円を超えていて、今日見たら
1400万円になっていてびっくり!!

お金の価値は、相対的に決まるものと、それとはまったく関係のない「感情」で決まるものだと思った。

2007年9月6日木曜日

かたや地元の蕎麦屋のおばさんでも




以前いた会社の社内報で浅草の蕎麦屋のおかみさんの記事が出ていました。
のれん(=今で言うブランド) を守ることとは筋を通しつつ、絶えずイノベーションをし続けること。

訳のわかったお金はビジネス。訳のわからないお金はのれん。

いやー含蓄のあるお言葉です。

小金をくすねている人たちとは大違い。

やっぱりその人の仕事や人間に対する「姿勢」って外に出てくるものですね。

大学時代の同級生に、有名なお菓子屋のボンがいたのですが、彼に「伝統って何?」と学生らしいあほな質問をしたときに
「変えないと決めたこと以外は、全て変えることかな?」
といわれ、5年後くらいに思い出して感動した記憶があります。
彼のいう「変えないと決めたこと~」が女将のいう「筋」なのかと解釈しております。

台風なんでかえろーーーと

社会もビジネスも信頼が出発点





企業年金1544億円未払い 124万人請求漏れ

企業年金連合会の年金が124万人に給付されず、計1544億円が未払いになっている。国の年金も「自分で申請」しないとわからない・・・。


説明責任うやむや迷走 鴨下環境相、視察もドタキャン

よくこれだけでてくるもんです。
年金問題では、詐欺としかいいようのない金額が搾取されているようですし。
こういう情報が多く流れることで「麻痺」させていくことも可能ですが、それを通り越して「ちゃんと払うことが馬鹿馬鹿しい」状態モラルハザードがおこるように思います。

特にこの数年の年金問題をみるにつけ、あまりこういった話題に興味のない私でさえ、「国や行政を信用していたら痛い目にあう」と考えるようになりました。
こういった信頼が一度揺らいでしまうと、もうかかわりを持つことから嫌になってしまいます。

仕事でも、お互いの立場であったり、欲などもありますが、どこかで「他人にどう思われようと大事にしている」信念や姿勢のようなものがないと、良い関係は気づけないと思います。

彼らはいったい何を大事にして仕事しているのだろうか・・・。

2007年9月4日火曜日

時代はかわるの~

1―6月の音楽配信売上高、42%増――「着うたフル」けん引


携帯着メロが318億円、PC向けが26億円。
私がこの業界で仕事をしていたときには、「シングル全然売れない」というような状況で、着メロがまだ数十億円にもなっていないときでした。

ほんの数年たつだけで、これほどまでに巨大市場になっているとは・・・。
いまやシングルの売り上げなんて、なんの参考にもならないぐらいに立場が逆転しています。
最近ではランキング番組でも「ウタダヒカル700万ダウンロード」というような表現が普通にされるようになってきました。

近い将来、「セールスランキング」ではなく「ダウンロードランキング」になるんだろうなー。
「第23回日本ダウンロード大賞!!」
なんかぴんとこない・・・。

ある意味凄い広告・・・

こういう風に毎日blogを書くようになると自分の興味が今何にあるかが見えるようになります。
この数日はどうやら世の中の「広告」に興味を引かれているようです。

今日も英会話の前に、この数ヶ月で超ヘビーユーザーになっている「ルノアール
で復習&予習をしていました。
教室の近くで丁度よいところに見つけたので、そこで落ち着いています。
一段落したので、恒例の「一般新聞・スポーツ新聞流し読み」をしていたところ、見開き2ページで「岡本倶楽部」の広告が目に入りました。いつも広告を出していたのですが、こんなに大きいのは初めてで驚きました。ここはいまだに「コンパニオン!!18900円!!」という昔ながらの温泉プロモーションをしているので注目していたところです。この広告ほどアンダーグランドな旅館ではなくて、1泊9800円とか大規模なオペレーションでコストを下げるやり方で伸びているはずでした。

8月も終わり、個人顧客が落ち着くときを見計らったのか、非常に大規模なプロモーションです。

温泉街も昔の「慰安旅行」で盛り上がった数十年前から脱却する街が増えており、今は個人顧客ベースにしているところがほとんどです。
そんな情勢の中あえて「コンパニオン」打ち出しているのが面白くないですか?
公務員など普段はめをはずせない人からすると「旅は恥の掻き捨て」もとい!!「旅の恥は掻き捨て」なのか、一定のニーズはあるようです。私の同僚も先週熱海に研修でいったときに「一回試してみたいんですよね」といってました。

今後も注目していきたいと思います。

ciao!!

2007年9月3日月曜日

ベスト盤は最後の手段では?


モー娘シングル全曲収録ベスト盤発売

やっちゃったな~~~。
ベスト盤を出すと、瞬間風速をあげるにはいいんですが、その後の通常盤が売れなくなるという相当のリスクを抱えるんですよねー。
「ベスト盤どうせでるから、そんときに買おう」
という心情になります。

私は「通常のアルバムはベストの気持ちで作ってないのか?」とうがったみかたをしてしまいます。

ベスト盤を出した歌手(アーティストとはいいたくない)のその後の売り上げを誰かおっかけてくれないかなー。
本来は、色々なヒット曲がたくさんでて、その中から厳選して「ベスト盤」にするのがbest!!
今よくあるベスト盤は、ヒット曲は1,2曲で、あくまでプロモーションの一つとして、キャッチの一つとして「ベスト盤」を使っているだけで、そうなると1回は通用してもユーザーがしらけちゃうんですよね。

どうなることやら。

最後の稼ぎチャンスと考えればありかな?

モー娘。も最後か!?

2007年9月2日日曜日

業界の巨人が

本日の夕刻に喫茶店でスポーツ新聞を読んでいたら、
電通が日刊スポーツに右の写真のadogogoの広告をだしていました。
気になって、サンケイスポーツや他のスポーツ誌を見ましたが、今日は
1誌だけだったようです。

netで記事は見ていましたが、広告は始めてみました。
日刊スポーツを読む人がクライアントになるのかどうかは全く不明ですが、巨人も動き始めたことだけは確かなようです。
TV局もキー局以外は非常に厳しい経営状況にありますし、地方で元気な企業でも電通クラスになると相手にもしていなかったのですが、googleなどがアメリカでそういったメディアとスポンサーに間にはいるサービスを始めたことに危機感を持ったのか、日本では先手を売った感じです。

どうなることやら。

How stupid he is...

農水相またまた不祥事

農水省またまた不祥事とありますが、農水相だけの問題か?という気がします。問題を矮小化する必要はなくて、要はほとんどの政治家の「お金」に関して、相当怪しいやり取りがあるという認識が正しいのでは?

会社でも経営者になると、資金繰りをどうするかということにほとんどの時間を取られるという話を友人を含めてよく聞きます。
政治かもそうなんでしょうね?
ただし、彼らの場合は「権力」があるために、資金を出したがる人が群がりやすい。「見返り」前提の資金なんでしょうな。

いつも思うのだが、世の中に政治家って多すぎる。
国会議員だけで衆参あわせて700人以上。地方自治体を入れると何人になることやら・・・。
解決策は
①人員を10分の1にして、給料を10倍にする。しかも、しっかり仕事を全うすれば年金も安定支給。お金周りなどに気を使わなくてもよい状態、かつ名誉も含めて、不祥事を起こすことが不経済である状態にする

②いっそ給料は最低限。あとは自分でやれっ!!地位や名誉はあるが、お金にはならない仕事にする。

意外に②のほうが、面白いかも。

昼飯いくので、今日はここまで。

2007年9月1日土曜日

CMの存在理由って


ドコモCM 好感度No.1 

でも「独り負け」の皮肉



ドコモのCMの好感度は2007年5月から3ヶ月連続でNO1だそうです。「出演者・キャラクター」「音楽・サウンド」など全15部門中、実に12部門で1位ということです。
でも契約者の純増数ではソフトバンク・AUが伸ばしている中で、一人負けの状態。

このCMについては、広告業界やマーケティング(といってもマーケティングをどう定義しているかわからない人が多いけど)の人々からは、結構非難をされているようでした。
が、イメージアップということが狙いであれば成功ですね。
ただし、結果として契約者数が伸びていないわけで、ドコモがいっている「反撃」ができているのかどうかは定かではありません。
ひとついえるのは「CMが良くても売り上げにはつながらない」こと。

今回のように「CMの人気はあっても、本業に結びつかない」というケースでは、ドコモ2.0というサービスの問題、CMの内容の問題考えられると思います。
そもそも良いプロモーションをしたとしても、商品やサービスのレベルが低ければ結果をプロモーションだけで出すのには限界がある。もしサービスが良かったと仮定するのであれば、CMが興味は引いたが、アクションを起こすまでには起こっていないという設計ミス。
個人的には、今他のキャリアに移っているユーザーは、いずれドコモから離れる顧客かもしれませんので、ドコモからしたら「読み込んでいる離脱者」のようにも思います。
なぜなら今回の調査では「女子中高生」「F1層」からの支持ではダントツの1位。
今までの記憶だと、docomoはすべての層から支持はあるが、社会人やおじさん、老人で、若者はau、Jフォン(今のソフトバンク)がF1層。という構成で若者にはauの人気が圧倒的であったはず。
今回のCMでdocomoのイメージが変わったのであれば、今後は若年層も狙えるのでいいのではないかと思います。

広告代理店の人もそういってTVCMとかばんばんやらせるんだろうな。