LCC(Low Cost Career)が世界では、渡航者のシェアの40%を締めるまでの勢力になっています。
アメリカではサウスウェスト航空が圧倒的ですが、ビジネス本では従業員満足度を高める経営で10年ほど前から注目をされています。
日本だとair doとかスカイマークがそれにあたりますが、記事を読むと、羽田の発着制限やコスト高などで、LCCが伸びる環境が他国に比べると整っていません。
しかし、幸か不幸か、意味のない空港を各地につくり続けたことで、逆にその空港で開いている路線を、LCCが使うことで、新たな需要が生まれる可能性が出ているようです。
旅行の活性化には、「足回りの値段を下げる」ことが重要だと考えているので、LCCが参入してくることで、全体のパイは大きくなるのではないかと考えます。あとはJR東海ですが、JAL・ANAだけだと彼らのビジネスには影響がないので、やはり羽田伊丹を5000円とか3000円で飛ぶLCCが入ってきて欲しいです。
LCCのビジネスモデルは、当然徹底したコストダウン。しかし、よく見てみると「機体を1機種にする」「従業員が専門の仕事だけでなく多機能」「代理店を通さないルート(web)」など、さほど凄いことをやっているわけではありません。
逆に、規制で守られて、今の値段・利益を前提にした組織構造になっている既存の会社が、モデルは分かっていても、今のモデルの負担があるので踏み込めないのです。
広告・旅行だけでなく、航空でも過去のモデルが足かせになって、ついていけないという自体が早晩起こりそうです。
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