2009年8月7日金曜日


1人決まれば成功報酬で50万円払うという、いよいよここまできたかというサービスです。
リクルートは今まで「業界の慣習」を打ち破り、読者・ユーザーに対して支持を得ることで業界・プライスリーダーになってきていました。
ビーイング・住宅情報・ab-road・ゼクシィと、業界で不透明な料金体系に覆われていたところを明らかにしていくことで、成功してきました。
インターネットももともと「情報を整理」してきた会社だけに初期段階ではうまく立ち上がったように見えましたが、自分で切り開いた分野で自分で値段を決めるというやり方では難しくなってきているようです。
「成功報酬型」は現在では当たり前のようなものですが、リクルートではまだまだ「広告型」の事業が殆どのため、人材の配置・能力・給与も含めて、時代に対応していく時期が来たのかもしれません。

記事では1000人程度しか成約しないと書いてありますが、それでも5億円なので凄いですね。
記事では深堀されていませんが、50万円出せない企業のほうがもっと多いはずなので、成約5万円というモデルを作ることができれば、もっと世の中のためになるし、売り上げもあがるかもしれません。
が、そのモデルだとTV局や電通さんと同じで、今の従業員数で同じ給料を担保するのは厳しいかもしれません。




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