2010年4月7日水曜日

監督業

某有名大学のスポーツ部の前監督とランチ。

彼の4年間に渡る監督での経験、コーチとの絆、そして選手の成長について話を聞きました。
もともと前任者がカリスマ性があり、「俺についてこい」というようなアプローチだったのにたいして、彼は選手の自律・自覚を促すアプローチで監督をしていました。

辞める前には、学生たちが今後について自分たちで考えて、自分たちで行動を起こしたという話を聞き、それはもう彼にとっては嬉しいだろうなと思いました。
また、彼が腹を割って話せるコーチ陣との「チームが勝ため、選手が成長するため」という共通した目標のもとに、真剣に議論をし続けたという話をきくにつけ、「やはり誰とやる」というのが大事なのだと再認識しました。学生スポーツのコーチに必要なものは、「自分の成長」とか「自分のステップアップ」という人はどれだけスキルがあってもいらないと断言しています。

私は私で、今現場の営業に欲しいのは「自分のことだけを考え抜けるやつ」「自分の成長だと考えて動けるやつ」と伝えて、反対かなと思いましたが、どのポジションにいるかという違いで、共通していたのは、「熱をもって、言い訳せずにやれる人」というのは変わらないものだと。
彼も選手に求めるのは「自分がうまくなる」「自分が試合に出て勝つ」ことに貪欲な気持ちだということでした。

スポーツの世界はシンプルなだけにわかりやすく、かつ熱いです。

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