twitterでも孫さんが、次々とユーザーの要望にクイックに応えているのをみていると、オーナー企業=topが決断できる企業の強さを感じます。恐らく周りのスタッフは、突然「店舗でwifi使えるようにしろ」とか指示をされて、振り回されている部分が大きいと思うのですが、ユーザーからすると顔が見えて、スピード感があるように見えます。「期待感」が醸成されます。
宿泊予約という領域ではなくもはや、旅行会社としてJTBを抜かんばかりの勢いの楽天トラベルも、元はといえば「旅の窓口」。2003年に買収した時の値段は300億円強。今となっては安い買い物かもしれませんが、当時ではまだどこまで価値があるのかまだよく分からない部分はあったと思います。当時でいうとJTBも買おうと思えば買えた規模ですし、売り先としてもそちらのほうが可能性があったはずです。
しかし、300億円は当時では高値だと思いますが、その意思決定は恐らく100億円でもできなかったでしょう。
そう考えると、企業として決断できるかどうかは、リスクもありますが、決断しないリスクも大きくなってきているので、でかいだけの組織は思ったより早く淘汰されるかもしれません。
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