2010年9月28日火曜日

hmv

渋谷だけでなく、福岡でも仙台でも撤退が続いているようです。東京では新百合ヶ丘の店も。

私は社会人になってから、大阪の丸ビル下のタワレコが大好きで、saxを習い始めたこともあり、ほぼ毎日通っていました。ポイントカードなんて年間5枚くらいは埋まっていました。
音楽・タワレコ好きの勢いで、東京に着てからは仕事もタワレコとなんとか作ったりして、渋谷のタワレコには随分通っていました。

が、HMVは「no music no life 」という、素晴らしいメッセージがあるタワレコとは違い、さほどメッセージを感じることもなく、仕事でお邪魔をしても、音楽への愛情もビジネスとしての「面白いことをやる」というような気概も感じられず、実際にお店にいっても、本部で作られたとしか考えられないpopばかりが並んでいて「わくわく感」は全くありませんでした。

反対にタワレコは、「店長お薦め♪ ①②③は乗りがよく、④⑥⑦はしっとりと、⑤⑧⑨はソウルで聞き応えあり!!」というような手書きpopなどが、てんこ盛りで、「そりゃあ、全部え~ちゅうことかい!?」なんて突っ込みを入れながら、「そこまでいうんやったらしゃ~ないからかっとこ」という買い方ができました。

というわけで、仕事柄たまにHMVを除くことがありましたが、メーカーがプッシュするような流行のものしか置いていない店にいってもあまり発見もなく、それだったらamazonで発注したほうが便利だよな~と、今の仕事になってからは4年くらい一度も入ったことがありません。

渋谷撤退の記事の中で「情報発信」だったと項目があり、
「へ~~~あのHMVでも情報発信していた時期があるのか~」
と驚いていました。私が音楽業界と仕事をしていた2000年当時はもうそんな雰囲気はなかったので、1990年にできてから最初の10年くらいは勢いがあったということですね。

いつからつまんなくなったんだろうな。

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