2009年3月25日水曜日

営業の資質

営業の資質で一番大切なのはヒアリング能力

よく言われることですね。私も営業時代よく言われましたし、そういう本もたくさんでています。
が、ここの部分はあまりしっくり来ていません。
言い方の問題かもしれませんが、「ヒアリング」といってもお客様が勝手に話をしてくれるケースは稀で、よい質問をしなければ、良い答え=ヒアリングはできないと考えています。
また、ヒアリングをする関係を作る上でも、自分が何者なので何をしにきたのかという「自己開示」も大事な部分になるので、ヒアリングをするために、「自己開示のためのスピーキング」と「質問するというスピーキング」が大事だと思っています。

商売である限りは、お客様の要望とこちらの要望(金額や納期)とのすり合わせ作業が必要になるので、ヒアリングをするためにも、まずは「自分の言いたいこと」「やってほしいこと」を持っていなくては、ヒアリングそもそもが浅いものになるのではないかと経験上思います。


2 件のコメント:

エッケイ さんのコメント...

同感だなぁ。。
「質問」に関してはヒアリングに含めることもあるけど、抜き出して鍛える価値があるほど重要だと思います。(曖昧な表現で使うのためらうけど)センスのある質問ができるかどうかで本当に結果が変わるよね。

「自己開示のためのスピーキング」
(君の嫌いな)コーチングをしていても、この自己開示ってすごく大切なんですわ。
カウンセラやパーソナルコーチはこれが弱いために(やらないほうが良いと教わってるのか)クライアントがひいちゃうケース多いんだよね。。
そりゃ、
「いいからあなたのことだけ腹を割って話してください」
じゃひくわな。

Unknown さんのコメント...

でしょ?
でもロジカルシンキングしかり、ヒアリングしかり、人はなんとなく「言い切ってもらう」ほうが楽ですからね。横文字系は特にそうですね。
「対話」だと考えれば、ヒアリングだけ、しゃべるだけというのは考えられないんですけどね。