2009年11月14日土曜日

安心と安全

先週クライアント様と飲みにいったときに、「安全とか安心があるほうが、従業員も思い切って働けませんか?」という話になりました。全員に当てはまるとは思いませんが、的を得ている話ではあるなと1週間たってみて思いました。丁度先週・今週は自分の今後だけでなく、「日本の強さってなんだろうか?」なんて柄にもないことを考えていただけに、色々な話が重なって「組織運営という観点ではあり」という結論に至りました。

前の会社は、従業員のモチベーションに働きかけることがうまい会社で、実力主義で厳しいと周りから見られてはいましたが、実力があれば活躍ができる環境ではありましたが、いうほど給料に差がつくわけでもなく、できない社員が首になるわけでもなく、外に出てみると良い会社だったのだと思うことはあります。
ただし、現在はどうか分かりませんが、私が在籍していた2006年あたりまでは、新入社員で入って「定年まで働く」と答えているものは皆無で、いずれ卒業するものというのが前提にありました。
今の会社も自分の中では「5年後にいる?」と聞かれると、いない可能性のほうが高いだろうと答えます。
そういう意味で言うと「安定」している中で働いた経験がなく、自分でも物事を短期的に見る傾向はあるのは、そういったキャリアの背景があるのかもしれないと思いました。

組織や個人が活性化している会社の大半は、「給料」が良いのは確かですが、そこだけが突出していることはあまりないな~とも感じています。一部の金融・コンサルくらいではないのでしょうか?




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