2010年3月26日金曜日

表裏一体

今日もまたクライアントから「貴社のことには興味があります。いつも使っているので好きなんですよ」
といわれました。

もともと前職では、会社の人ですら知らないマイナーな部門を渡り歩いていて、ちょっとずつ「じゃ○ん」とか「○ジテレビ」というように、ブランドでアポが取れる部門や会社へと出世魚のように登っていっております。
が、根が「なんで、そんな事業をリク○ートさんがやってんの?」とか「えっ、なんだよFAXがどうしたって!?」なんていう部門育ちなので、アポが容易に取れたり、最初から期待されている状態だと、営業がほぼ終わってしまっている感覚に陥ってしまいます。だって、そこに持ち込むまでが仕事の8割ぐらいで、そこまでくれば受注したようなものでしたから。

じゃ○ん時代でも、なんでアポがとれて、ユーザーも送り込んでいるのに、営業がもっとクライアントに入り込めないのかが不思議でした。今思うと入り込む気がなかったのでしょう。

というわけで、今の会社では「商品が好き」といわれることが多かったり、アポの依頼がクライアントから来たりすることに、3年たっても慣れないです。でもそう思ってもらうことの重要性や素敵さは身にしみて感じています。だからこそ、恵まれた環境でやれることをやっておかないことへの不安も大きいのです。


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