2010年3月19日金曜日

俺はどっちの客だ?


会社の先輩に「カフス」を教えてもらってからかれこれ10年くらい、ダブルカフスのシャツとカフスを、気に入って定期的に購入しています。もともとブランドにはこだわりはないので、だいたい会社の近くにあるシャツ屋でダブルカフスのシャツがあればそこで買っていました。昔はtulbというところでずっと買っていたのですが、会社が渋谷に変わってからは、鎌倉シャツで買っています。

今日いったら、全然シャツがないので、手持ち無沙汰にしていると、店内にあるPOPの中に「2009年12月に当社社長がTVに取り上げられて以来、商品が不足しております」とのこと。
運悪くいつもの定員さんもいなかったので、友人の転職祝いでいったのにも関わらず、さほど対応が早いわけでもなく、提案があるわけでもなく、私も買う気だったのですが、何も買わずにでてきました。

イノベーター、アーリーアダプターなど顧客分類をする上で、どの層をとりにいくのかという戦略論はありますが、鎌倉シャツのコンセプト・店の多さなどでフォローワーを一気に増やしたところで、主要顧客を逃すだけのようにも感じます。とはいえ、ユニクロのときは、恐らく少し早めにファンになって、フリースで爆発したときに離れて、それ以降は下着で買うというくらいですが、企業としてはうまくフォローワーを捕まえたのではないかと思います。

今日の対応だと、次に買う気はしないな~~~。商品力があるというのは前提ですが、アパレルなど参入障壁が心理的に低い場合は、安易に客を増やすのは、ブームが去ったときに怖いと思う。


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