2008年10月30日木曜日

やりたい人、やれる人

人事や教育系の話になると、「やりたいこと、やれること、すべきこと」の三つの円をよく見させられました。


スポーツなど、ある程度結果が見えやすいものに関しては、こんなこと当たり前の感覚なのですが、仕事ととなると、なかなか上記のように割り切ることができなかったので、頭ではわかってもなかなか腑に落ちない図でした。

組織をマネジメントする上では、「適材適所」が重要だといいますが、それも見極めが難しいと感じることが多いです。「やりたい」人や「やれる人」に任せるのが一番なのですが、「やりたい」という人の中には、その仕事というよりは、「自分が目立ちたい」「良いポジションにつきたい」と思っている人も多い。また「やれる人」にしても、安定した事業モデルがある場合はいいですが、組織がまだ出来上がっていなかったり(ほとんどの事業がそうです)、変化を起こす場合は、誰も経験したことがないことが多く、「できる」かどうかの見極めが、非常に難しいです。

そうなってくると、人を選ぶ際は、その人の実績もさることながら、仕事への姿勢やスタンスを見るのが重要ではないかと思うことが増えました。または、「実行」できる人です。
その上で、情報を限りなく伝える、やる目的を伝えるというようなコミュニケーションをしっかりとるということが一番近道かつリスクがないのかなと思います。もちろん任せた人の動きについても、しっかりとオープンにしていくことですね。


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