2007年7月26日木曜日

でたー!!ゴルゴならでは


Seattleにいくまでの電車では、漫画を必死に読んでいました。それほど年をとったとは思いませんが、最近マガジン・サンデーなどの少年ものがつまらなくなってきて、ビッグコミック・スーパージャンプなどのほうが読み応えがあるように思います。漫画も集英社が「jump」というお化け雑誌を作ったあたりから、「ビジネス」色を強くなってきました。アニメに展開したり、話しをだらだらと引っ張って読者をつなぎとめるという手法です。jumpの功績は非常に大きくて、漫画がビジネスとしてしっかりお金が稼げるという地位にのし上げることに大きな役割を果たしたと思います。昔は、漫画家の影響力や発言が強かったのかわかりませんが、jumpあたりから編集者や会社としての違いも作品に大きな影響を与えるようになってきました。
jumpには当時キンニクマン、キャプテン翼、北斗の拳、ドラゴンボールなど早々たる連載がありました。しかし、どれも途中からは明らかに作者の意図ではなく、話しが伸ばされているような内容に成り下がっていっていました。それでも読者は読むんですよね。ビジネスで考えれば当たり前のことですよね。
音楽界ではエイベックスが同じような手法でのし上がってきていました。

しかし、結局漫画も音楽ももともとは「面白い」かどうかで、効率とかは後からついてくるもんなんです。
最近の少年誌が面白くないのは、探偵ものとかRPGものも多く、何か「マーケティング」的な香りが
しちゃうんですよね。それか私が年を取ったか・・・。

そんな中相変わらずゴルゴ13は面白いです。彼は単行本で言うと1巻~20巻あたりまでは、比較的おしゃべりで、しかもよくつかまったりしていました。40巻あたりから今に近いスタイルに落ち着いています。ゴルゴの面白いところは、彼が一度もでない回が何度かあったりと「映画的」な脚本なんですねー。
脚本を別で書かせているとことがゴルゴが新鮮さを失わない理由なのかな。

眠たくなってきたので今日はここまで

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