2008年2月18日月曜日

まじで興奮!!


錦織快挙!修造以来16年ぶりV/テニス

これはマジで凄い!!
相手もジェームスブレイクなので、世界topです。松岡修造が強かったときも、エドバーグに勝ったりしてましたが、それと同等の価値がある勝利です。
彼は13歳からニックボロテリーという世界有数のアカデミーで修行を積んでいたので、早くから注目はされていましたが、こんなに早く結果がでるとは思ってもいなかったです。

ニックの練習内容は、私も学生時代にそのカリキュラムで練習をしていたこともあり、非常に理にかなったもので、今でもたまに振り返って勉強しています。

世界で100位台って相当凄いです!!だって、プロサッカー選手・プロ野球選手の数を考えると、テニスの場合は、もともとが「世界ランク」ですから。世界 で100位台というと、サッカーだと超BIGクラブのレギュラー、プロ野球でも当たり前のオールスターといったところでしょうか。

この錦織君の快挙で注目すべきは「協会が絡んでない」ということです。これは良いことでもあり、日本のスポーツ界が抱える問題でもあります。
日本の男子選手が世界に出るには「海を渡る」ということが必要です。大陸ではないので、ようは「お金がかかる」ということです。なので、私が常々思っている日本スポーツの強化策は、「各スポーツのTOP20人くらいをそのスポーツの競合国に強制的に送り続ける」ということです。
前にも書きましたが、「日本人は体力で劣る」なんていう言い訳は、一部のマッスル系のスポーツでしか通用しません。マッスルの代表である柔道でも日本は強い!!ある程度のレベルまでくると各選手間で差がないはずで、気持ちと慣れの問題が大きいと思います。

で、彼の場合は、協会とは関係なくニックにいっているはずなので、今回の彼の活躍は「やればできるんだ」と他のテニス選手の視点を引き上げる効果はありますが、他の選手が彼のようになれるかというと話は別になってきます。彼の場合は、恐らくニックかスポーツエージェントのIMG(だったかな?)が、彼の素質をみて青田買いしているはず。シャラポアと同じですね。

なので、日本のテニスにとってはひじょ~~~に良いことではあるものの、これをもってサッカーのように日本の選手が安定的に世界に供給されるかというと怪しいということでした。

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