2007年10月3日水曜日

スラムダンクが中国を変えた?




私はかなりの量の漫画を読んできましたし、今も読んでいます。で、一番面白い漫画はといわれると、当たり前のように「スラムダンク」と言います。
そのほかにも好きな漫画はありますが、これだけ密度が濃くって、スピード感もあり、かつスポーツ選手の心理などについてもしっかり書かれている漫画はそれほどないと思います。
しかも作者が執筆していた時期は週間少年ジャンプが600,700万部売れていた時代から少し落ち着きを見せていた時代でした。キンニクマン・キャプテン翼・北斗の拳、魁男塾、ドラゴンボールなど早々たる作品がひっぱりにひっぱられながらも終了していた時代で、おそらくスラムダンクとろくでなしブルース(ネタ切れ感ありあり)くらいしか残っていなかったので、作者には相当継続するプレッシャーがかかっていたはずです。
漫画の世界もジャンプ以降、良くも悪くも「ビジネス」化されてきて、ある程度お金を効率よく生み出す仕掛けが整ってきた時代です。作者や読者の熱とは関係なく、際限なく続く連載(ネタは使いまわし)、アニメ化、文庫化、パチンコ化、リニューアル(キンニクマン2世とか)とありとあらゆる手段で「換金化」しています。我々も面白くないとわかっていても見てしまうんです。まさに「昔の名前で出ています」
そうそう、いいたいことは漫画論ではなくて、下記記事です。

「スラムダンク」が中国にもたらしたもの

スラムダンクを読んで・見てバスケットボールが盛んになり、NBA選手まで輩出するようになったのが中国。同じようにブームになったのに、一瞬で消えた日本。
かたやサッカーは「キャプテン翼」がJリーグに。
どこで違いがでるんだろうな。

テニスの王子様?

まったく強化にも売り上げにもつながってない模様です・・・。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

週刊少年ジャンプ黄金期世代です。
なんでもかんでも大会にしていく集英社のやり方は強引だったが、読者がそれに燃えたのは事実。
ドラゴンボールですら始まった頃は人気が今ひとつで、天下一武道会から人気が爆発したからなー。
そんな中、大会の2回戦をピークに持ってきて人気絶頂で終わったスラムダンクには、井上雄彦カッコエエ!と思ったものでしたが、もうあれ以上続けたくなかったのかなとも思います。
ここから先は、自分の作品でなくなってしまうような身の危険を感じたような気がする。
あまり好きな漫画ではないですが、幽幽白書もかなり無理な展開で大会に突入し、大会の真っ最中に、これからいよいよ決戦!というところでなんの前触れもなく連載終了。作者と集英社との間の関係が良くなかったのは間違いない。

>NBA選手まで輩出するようになったのが中国。同じようにブームになったのに、一瞬で消えた日本。

対米意識の有無?

Unknown さんのコメント...

対米意識の有無はかんがえつかんかったな~。ありえるな~。