2007年10月4日木曜日

宇多田ヒカル健在

EMI、宇多田ヒカル楽曲の年間ダウンロード総数が9月末で1,000万件を突破

EMIも東芝手を引いてどうなることかと思いましたが、彼女のおかげでまだどうにかなりそうですね。
1000万件という数字は今までのレコードやアルバムという概念からだと想像がつかない数字です。
しかも、着うた系はレコードショップで人だかりができるわけでもなく、1000万件という凄さの割には、世の中的にもまったく実感がないところが不思議です。
マーケットが昔に比べて細分化したといわれますが、こういったところで実感させられます。



おそらく統計は、アンダーグラウンドな「フリー」のものは含んでいないでしょうから、1200~300万件くらいいってるかもしれません。

着うたや着うたフルなどは105円~400円/曲の幅があるようですが、宇多田ヒカルはさすが強気の388円。400円と切り上げて計算すると、約40億円!!
CDとどういう割合で利率がなっているかわかりませんが、彼女の場合は作詞作曲に加えて、パパがプロデューサーをしていたりするので、歌唱印税に加えて、作詞作曲、プロデュースなどを入れると約20%。しかもCDなどと違い店頭プロモーションにはお金がかからないので、もう少し利率を上げる交渉をしているかもしれません。

20%としても8億円!!

確か、1stLOVEの時に計算したときは800万枚でその年の収入が20億円くらいあったように記憶しています。

ちなみに曲が売れると、歌手より作詞作曲&プロデュースのほうが利率は高いし、着メロでも印税が入るので美味しいのです。
なので、モー娘のメンバーよりつんくのほうが数十倍もらっているはず。
歌唱印税3%を10人で割ったら0.3%。3000円のアルバムが100万枚売れて、30億円。モー娘メンバー全員で3%なので1億円。10人でわって1千万円・・・。
つんくは作詞作曲プロデュースで、15%くらいあるので、4億5000万円。
45倍の稼ぎ。

計算したらすげ~差だな。

あくまで通常利率の計算ですけどね。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

例えばマイケル・ジャクソンやボン・ジョヴィの全盛期、アルバムが世界で1,000万枚売り上げ!とか聞いたとき、自分もその大きなうねりの中にいることの実感と共に納得のいく数字だった。
最近の着うたダウンロード○○○○件突破!というのは、自分がダウンロードしないせいもあるだろうけど、どれほどスゴイことなのかが分かりにくい。
しかもそれで、もうかってるのかどうかなんて全くわからなかった。
おかげさんでお金のことについてつかめました。

LPレコードを、アーチストのことも曲も全く知らずにジャケ買い(死語?)していたような人間には、今の音楽の軽さが耐えられなかったりする。オッサンになったなー。
いや、ジャケ買いも軽いか・・・。