2008年7月18日金曜日

野茂引退・・・

帰ってきてニュースをみてびっくりしました。

今大リーグに当たり前のように移籍していますが、彼がいなくては今のような状況は生まれることはなかったでしょう。
彼がドジャースに入団した1995年は私が1年遅れで社会人になった年でした。テニスのプロになるのかどうか踏ん切りがつかないまま、入社して、それも入る前には聞いたことのない通信系の部署で、なんとも乗り切れずだらだらと過ごしていた時期でした。
梅田駅から帰る阪急電車の中で、夕刊ゲンダイとか夕刊フジなんて買ったこともないのに、野茂の活躍を見るために、買って読んだものです。

彼が大リーグに渡って以降、続々とメジャーリーガーが誕生しました。しかし、最初に「メジャーリーグは最高のレベルで日本人は通用しない」といった意識の壁、思考の枠を打ち破ったことは、本当に凄いことです。人間は思考の広さ、視界の高さでいくらでも行動は変わるものなので、彼が今までのという「常識」に捉われていて打ち破ってくれなければ、他の選手がこうも簡単に活躍することはできなかったでしょう。

組織でも同じですね。最初に打ち破ってしまえば、「今までなんでできなかったんだろう」というくらいに続々とやれてしまう人が出てきます。

あとスポーツ界に残ったパイオニアはカズだけかな。

野茂にはこれからも、選手としてではないパイオニアになっていただきたいものです。
すでに野球チームを持ったりパイオニアとして選手活動以外にも行っているので楽しみでもあり、応援もしてきたいですね。

さあ、さすがのナンバーも次号は読み応えのある特集を組んでくれるだろう。

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