2008年7月18日金曜日

World Cafe 体験

会議や会話の技法は数多く出ていますが、最近はダイアログという「対話」を中心にしたスタイルに変化しつつあるようです。背景には、製造業でも「ミスなく作る」といっただけでは売れなくなっていたり、そもそも製造業ではなくサービス業に分類されるような仕事が増えてきたことがあるのではないかと思います。
ようは簡単に正解が見つかりにくい上に、正解すら明日になれば正解ですらなくなるという時代になってきているので、商品やサービスを出す側の組織としても、「兆しを発見」する「その兆しにすばやくfocus」できるかどうかが生き延びるために重要になってきているのではないかと思います。

そして、その中でも最近特に注目されている「ワールドカフェ」というスタイルを体験してきました。
友人が主催だったので、かなり気楽に参加はできましたし、参加者の意識も高い分を差し引いても感覚はつかめました。内容は簡単で、ワールドカフェを推進しているヒューマンバリューという会社のHPをみると
ワールド・カフェとは、「知識や知恵は、機能的な会議室の中で生まれるのではなく、人々がオープンに会話を行い、自由にネットワークを築くことのできる『カフェ』のような空間でこそ創発される」という考え方に基づいた話し合いの手法です。

まあなんのことはない、「喫茶店での打ち合わせ」「喫煙ルームでの会話」を再現してしまおうというものです。が、初対面の方々ともびっくりするくらいの情報交換ができたことは確かです。

私は技法としてのワールドカフェよりも、友人がワールドカフェの効果が上がる要因として「脳みその働きと同じ」と表現していたことが、腹に落ちました。
脳は神経同士が下記のようにつながっているより








さらにこの下の写真のように、それぞれが相互に関係しあっている状態のほうが、良い働きをするらしいのです。(ちなみにこの図は友人ではなく私が書きました。へたくそですいません)
ワールドカフェという技法は、会議のやり方をこういった形で進めていくものです。
この話を聞いたときに、強い組織というのも、こういうような形で各個人・各チームがつながっているものではないかなと思ったわけです。
写真の円を自分の脳細胞とみるのか、1個人としてみるのか、チームとしてみるのかの違いだけだなと。










久しぶりの体験型かつ自分が受ける側だったので、良い刺激になりました。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

Kanami sang imo blog. Daw spaghetti.