日経ビジネスにて、VOGUEなどは発行するコンデナスト・パブリケーションズ・ジャパン社長の斉藤さんの話が連載されています。
外資系日本法人の社長というお立場なので、話は「本社との関係」など中間管理職にはためになる話が多くでていました。
P/Lなどの数字を見て、なかなか業績が改善されないときには
「動かないというのは基本的には人なんです。人があって数字は動くわけですし、部門は動くわけですから。そうすると「人がだめなんじゃん」と。それは数字を見る前に、会って一人一人しゃべれば分かるんですよ、これはだめ、だめ、だめと。」
同感。特にある程度組織として成功していたり、システムというかオペレーションが回っている場合にはこういう状況に陥ります。
本社がある海外から、ローカルの日本に方針が落ちてきたときには
主張しない限りだめ。主張の仕方として「日本ではこうだ」というのはだめ。「これ面白いでしょう」でなきゃだめなんですよ。
そして、こういう場合にいつも「こういうやり方が良い」というのは、理想論過ぎてイメージが沸かないことも多い。「これをやったら駄目」というほうが意外に体感しやすいもの。電通の十則も裏のほうが面白い。
それにあたり言葉が
「日本はこうだからこれしかできません」と言うやつはだめ。2つ目、「ヘッドクオーターがこう言うからこれしかできません」と言うやつもだめ。
一番多いのは、中間で、ある種のトランスレーターみたいな状態になっている人。
前職でもよくマネージャーと呼ばれる人たちへの不満として「会議を報告するだけならいらない」というものでした。
自分もそうならないようにと気が引き締まる内容。
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