2008年8月14日木曜日

チームと組織

昨晩は、今思うと長い付き合いになりつつある、友人2人と飲みに行って来ました。
5,6年前に付き合い始めのときは毎月朝まで飲むということを3,4年続けたので、「暑苦しい」関係でしたが、最近はそれぞれに家庭ができたり、仕事が変わったりと、無理のない形でポイントポイントで合うという関係です。

二人はそれぞれが独立して活躍していますし、サラリーマン時代は、悪い意味でのTHE日本企業に勤めていたこともあり、困ったときやぶちまけたいときはよく話を聞いてもらっています。
今回は、一度まじめに「独立したらどうなるんだろう。俺?」と考えてみたかったので、二人に話を聞いてみたかったのです。結果的には独立だろうがサラリーマンだろうが、自分の働き方のヒントが見つかったので非常にすっきりさせてもらいました。

全くタイプの違う2人から、「チーム」というキーワードをもらいました。「組織」ではなく「チーム」です。この場合の組織とは「形が決められているもの」「形としてあるもの」らしく、「チーム」というのは、決められた枠ではなく、共通の目的の元にそれぞれがやるべきことをやるということをさしています。
本来は組織もそうなんだけどな~、と思いながらも、二人に言われるには何かあるんだろうなと。

私は「良いチームを作りたい」と思っています。掘り下げると刺激的な人に囲まれている状態が大好きなんですね~。そのためには自分も刺激的でありたいし、そういう人を回りに置いて置きたい。ホンダの「ワイガヤ」です。

「組織図には載っていなくても、一緒に動いていてチームになっているのあるんでしょ?」

確かにある。それも結構な人数と有機的に動くことも増えた。
そして

「良いチームって、社内だけで閉じる必要はないのでは?確実に社内より現場、クライアントに面白い人は多いわけなんだから、良いチームを社外で作るというのも良いのでは?」

と2人から言われました。
確かにそうだ!!良いチームを作りたいというのも、究極は面白い人と面白い仕事をして、面白い議論をしたいということ。それを身近に置くと考えたときに、会社内となっているだけだなと。
実際、今お付き合いのあるクライアントとの仕事は「社外チーム」と言えるものも多く、その仕事も確実にわくわくする。

「良いチームを作る」という指標を取り下げるのではなく、良いチームの対象を社内という小さい枠で捉えるのではなく、社外にまで広げてみる。

すっきりです。

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