2007年12月24日月曜日

薬害肝炎 一律救済へ


嬉しいことではあるはずですが、正直に「タイミングを逸した」感はあります。
和解の回答期限でこの対応ができなかったのか?そもそも、なんの過失もない方が命を奪われるという異常事態で、「司法・行政の枠内で解決できない」というのも、じゃあなんのための司法・行政なのかと考えさせられます。

救済に200億円かかると試算されていますが、しょーもない施設につぎ込んでいるのを辞めれば、「余裕」で対応できる金額では?と思います。特に今回のケースは国や行政への「信頼」につながる問題なので、金額の問題ではないと思います。

もともと国とか役所というのは、国民から税というな名の下にどれだけお金を徴収できるのかということに長けている組織です。しかしそれを許容できるのも漠然とした「信頼」があるわけで、年金問題もかなり年金というな名の税金を払う意欲を一気に軽減させてくれましたが、今回の薬害についても同じようにがっかりしてしまいます。個人的に今年は病院など公的機関に世話になることが多く、薬害ほどではないものの、役所的対応にがっかりきていた部分があるだけになおさらです。

今回のようなケースで「決断」なんているのかな~?
起こっていることと、それが引き起こす影響を考えたら、「判断」レベルで対応できそうだけど。

新聞などによると(どこまで事実か怪しいですが)「世論に配慮した」と書いてありますが、配慮しないと解決できないものなのかな?

年末になんとも腹立たしいニュースですわ。

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