2007年12月9日日曜日

これだけ年が離れると・・・

前職時代は、直属の後輩からOB訪問されることなく終えるところでした。
昨年末まだ転職する前に、大学のテニス部、さらには高校からの経歴も全く同じの後輩からOB訪問依頼がありました。私の高校は帰国子女受け入れの学校だったのですが、一部だけ普通の一般人が入れる枠があり、彼もそこの出で、部活も一緒、付属高校なのでもちろん大学も一緒、そして彼もテニス部の主将ということで、学生の履歴が殆ど同じの上に、今度は会社も一緒(無事に受かったようです)・・・。
その彼が、年内に会いたいということで、テニス部のメンバーも集めてテニスをしにいったのですが、なんと夜行バスで京都から現れ、そしてテニス後そのまま京都に帰るという荒行事。若さって凄いなと素直に思いました。

そんな彼と昼食&お茶をしながら色々話をしたのですが、気をつけないといけないなと思ったのは、こちらは、年を取っても新入社員とか2,3年目と話をすることも多いので、普通に話をしてしまうのですが、よく考えると彼は入社する前の学生にしか過ぎない。私がそんなときに何を言われても「?」の状態になるはず。私の今の発言は、今までの経験や考えがあって初めて生まれてくるものであり、いきなり彼にそれを言ったところで、通じるかどうかも怪しいですし、そもそも彼にそんなことを言う必要があるのかどうかを考えないといけないなと、いつもよりは考えながら話をしていました。

「自分が話したいことではなく、彼にとって話す必要があること」

久しぶりに、未知の世界に羽ばたく人を目の前にすると、上記のことが意外に難しいものなのだなと痛感した次第です。

■興味を持つということを大事にしたほうがよい
■入ってみないと分からないので、3年くらいはどの部署でもやってみろ
■面白いと思った人とはつながっておけ
■なんでもいいので「これはする」という最低ラインは決めておいたほうが良い
■起こったことを良い経験にできるかどうかは本人次第、与えられた状況から色々学んでみたら
■まあ何やったってどうにかなる

というようなことを話したように思います。聞かれたから答えた部分もありますが、多くのことを言い過ぎたかもしれません。

皆さんがこれから社会人になる学生には何を言いますか?

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