橋下知事と大阪府の2職員組合 人件費削減交渉いずれも決裂
労働組合がある会社で働いたことがないので、感覚が分かりません。友人に聞いてみたりすると「有給をき消化していないと、組合から上司にちゃんと取らせるように連絡がはいる」とへ~、いーな~と思うような存在なのかなと思っていました。
が、TVで取り上げられる際は概ね「経営者vs労働組合」というシーンが多く、経営者はTOPが顔を出して話すのに対して、組合の場合は「賃金要求や労働環境改善要求のみ」といった写され方が多く、やっかいな存在という位置づけに置かれているように見えてしまいます。
実際に働いている人との距離感も離れているんでしょうか、組合への加入率は年々下がっています。今の20代30代は就職時の環境やリストラなどもともと会社に対して過度な期待を持っていないですし、「別世界」のような感覚を持っている人も多いのではないでしょうか?
大阪府の 知事vs労働組合 が面白おかしく取り上げられていましたが、こういう映像を世の中に流すのはその他の組合にとっても悪影響を及ぼすので辞めたほうが良いと思いました。
大阪府は知ってのとおり債権管理団体に落ちる一歩手前。一歩手前といっても過去には日本第二の都市だっただけに猶予をもらっているようなもの。会社としては破産状態。しかも従業員である方々は各種の恩恵に預かりながら、赤字を垂れ流している。
それをなんとかしようと選ばれた知事に対して「尊敬できない」「働いている人をこれ以上馬鹿にしないでほしい」と、論点の違う話ばかり。これもマスコミがそこだけを切り出している可能性が大きいのでなんともいえませんが、それを見ただけだと
「自分たちは税金で潤って、借金作ってるのに、労働環境を守れ」
「知事は尊敬できないから、嫌だ」
というようにしか聞こえません。
知事の言い方が悪いという話もありますが、え~年して、自分の所属する部署の状況も考えずに「俺の給料は下げないで」というのは、世に言う「シュガー社員」以下ではないのかな。
ちゃんと働いている人も多いはずですが、ああいう映像を見ると大阪府に住むのだけは辞めようと思います。
2 件のコメント:
「組合員の利益」をのみを純粋に追求しようとするなら、もっと違うやり方があるんでしょうが、特定の政治思想にハマってしまっているためにああなってしまうのです。くわばらくわばら。
やっぱりそうなんでしょうね・・・。はたから見ていても周りの状況が見えていないですよね。またそれに気づいてなさそうなのが怖いです。
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