2008年5月21日水曜日

一目で分かる営業スタンス

gooのアンケートで「正直避けたいと思う営業マンランキング」

というものが出ていました。まあ想像通りの結果ですが、一方的に話をする、断ってもしつこく話し続ける、知ったかぶりをする、など営業というよりそもそもビジネスマンとしてというか、人としての部分が多く上がっています。
こういう結果を見ても、自分のことだと気づかない人がそういう人なんでしょう。
ただ、この類の結果を見たからといって「ヒアリングが重要」というわけにはいきません。人として失礼な態度を取る必要はないですが、「好かれること」が最終目的ではありません。「好かれること」がお互いの理解が進みよい仕事ができる土台になるだけの話です。
ヒアリングも、そもそも何をする人が分からない人には、何を話してよいのか分かりませんので、ある段階では、こちらが一方的に話す時間も必要。そして、良い質問をしないのに良い答えが返ってくるはずもなく、ヒアリングの内容が伴いません。

私は殆ど営業する側になることが多いのですが、いみじくも今日は2件ほど営業を「受ける側」に回りました。このアンケートほどのレベルの低い話ではないですが、あった瞬間の1分くらいで感覚的に分かってしまいますね。営業する場合も、会社に入ればその会社の勢いが雰囲気で分かりますし、担当者の意識とか姿勢も伝わるものがあります。が、逆もあるもんだと思いました。
というのは営業を受ける場合のとき、あまりレベルの高い営業を受けたことがないので、殆ど話は聞いてないですし、こちらで決めていることが多かったからです。
今回はこちらも迷っている部分も多くあったので、営業のレベルで随分満足感や期待感が変わりました。

最初の1社は丁寧だったし、親切だったものの、人の質問の答えにはなっていないし、かかってきた電話への対応も少し雑だった(とはいえ私のためにかけてくれているのですが)。
もう1社は、こちらが話をしたり質問すると、一瞬ではありますが受け止める「間」があるんです。商品にはそれほど差がなかったので、帰ってくる応えにはそれほど差がないのは分かっていたのですが、この間があるやなしやでこちらの受ける印象は随分変わってきます。

ちなみに、私も価格の話は基本的になるべく最後にすることが多いのですが、最初の1社は割引について3回ほど説明があり、もう1社は今日は殆ど話はしませんでした。

恐らく最初の1社は説明するべき項目が決められているのでしょう。が、こちらとしては時間も限られていたので、こちらの要望の商品があるのかないのかという部分とだいたいの金額の目安と流れが分かればよかったので少々苦痛でした。

いや~、ほんとにすぐにわかるもんなんだな。

2 件のコメント:

エッケイ さんのコメント...

営業を受ける経験をして自分の営業力が上がりましたっけ。

Unknown さんのコメント...

あがりますね~。
自分の良いところ悪いところも「肌」で感じることができますね。