2008年5月28日水曜日

時間の問題

船場吉兆:不祥事続き、客の信頼取り戻せず/廃業決定に「寂しいが当然」

寂しいことですが、当然といえば当然です。他の吉兆がやっていけていることさえ、凄いことだと思ってます。吉兆など高級料理店といえども、よっぽどのことがない限り一般庶民に毛が生えたくらいの顧客層が売り上げを支えているはずです。上得意顧客は、それなりの対応をしているはずなので、他エリアの吉兆でも「うちは船場とは違います」ということで、つなぎとめることができるかもしれません。

しかし、所詮庶民は「感情・感覚」ようはなんとなくの思い込みで動いています。これだけ「吉兆=偽装」「吉兆=ささやき」のようなパターンにはめられてしまうと厳しいのではないでしょうか?
そもそも高級料亭に行く理由を考えれば、料理がおいしいとか秘密を厳守とかもっともらしい理由をつけることはできますが、ようは「良いものを我々に替わって選んで、良い調理をしてくれているのでは」という期待感・安心感という「感覚」に支えられているわけで、偽装もありえない話ですが、食べ残しだろうが、手付かずだろうが、使いまわしはありえないですよね。

吉兆クラスがやっているということで、明らかに飲食店業界に対しての見方は変わります。

しかし、こういう事件が起こったときに思うのは、「予約のキャンセルが相次ぎ、客が半分から1/3に減った」と表現されますが、逆にいうと「半分もいたわけ!!」と驚いてしまいます。
野次馬の客なのか、常連客なのかどっちなんだろ。

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