2007年9月1日土曜日

CMの存在理由って


ドコモCM 好感度No.1 

でも「独り負け」の皮肉



ドコモのCMの好感度は2007年5月から3ヶ月連続でNO1だそうです。「出演者・キャラクター」「音楽・サウンド」など全15部門中、実に12部門で1位ということです。
でも契約者の純増数ではソフトバンク・AUが伸ばしている中で、一人負けの状態。

このCMについては、広告業界やマーケティング(といってもマーケティングをどう定義しているかわからない人が多いけど)の人々からは、結構非難をされているようでした。
が、イメージアップということが狙いであれば成功ですね。
ただし、結果として契約者数が伸びていないわけで、ドコモがいっている「反撃」ができているのかどうかは定かではありません。
ひとついえるのは「CMが良くても売り上げにはつながらない」こと。

今回のように「CMの人気はあっても、本業に結びつかない」というケースでは、ドコモ2.0というサービスの問題、CMの内容の問題考えられると思います。
そもそも良いプロモーションをしたとしても、商品やサービスのレベルが低ければ結果をプロモーションだけで出すのには限界がある。もしサービスが良かったと仮定するのであれば、CMが興味は引いたが、アクションを起こすまでには起こっていないという設計ミス。
個人的には、今他のキャリアに移っているユーザーは、いずれドコモから離れる顧客かもしれませんので、ドコモからしたら「読み込んでいる離脱者」のようにも思います。
なぜなら今回の調査では「女子中高生」「F1層」からの支持ではダントツの1位。
今までの記憶だと、docomoはすべての層から支持はあるが、社会人やおじさん、老人で、若者はau、Jフォン(今のソフトバンク)がF1層。という構成で若者にはauの人気が圧倒的であったはず。
今回のCMでdocomoのイメージが変わったのであれば、今後は若年層も狙えるのでいいのではないかと思います。

広告代理店の人もそういってTVCMとかばんばんやらせるんだろうな。

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