2008年4月19日土曜日

批判だけなら誰でもできる

市町村に人件費削減要請、橋下知事がすぐ撤回・発言の4時間後


リンクが張れないのですが、大阪府の橋下知事と大阪府下の市町村長との話し合いがありました。
大阪府は昔から財政がむちゃくちゃで、公務員だけやたらと良い思いをして、営業にいくのも死ぬほど不便なWTCなど「箱物行政」の先端を行っていた自治体です。もう企業体であれば完全に倒産のレベル。

橋下知事でなくても、まともな感覚があれば財政の再建すなわち、経費削減からはじめるのは当然のこと。ほかに何かやり方があるのであればいいが、収入としてのincomeは税収なので、毎年安定的には読めるものの大幅に増減するものではない。飛び道具の第3セクター自身が赤字の温床ともなっている。

そんな中、テレビではある自治体の長の「1000億円削減ありきというのを辞めて欲しい」という旨の発言などが放映されていた。その前後の文脈がわからないので(マスコミは自分の言いたいところだけ切り出すから)なんともいえない部分はありますが、削減ありきでなければ何をするのか対案がなければ、長としては無責任すぎる発言。
日経新聞の記事でも

「既に給与カットしたり、厳しい行財政改革を行っている市町村もある」

だって・・・。具体性がないけど、それとなくあってそうな発言(政治家はこういのがうまいな)だけど、結局何もいっていないに等しい。そういう市町村があるなら、まだやってない市町村はやればいーじゃん?
給与カットしているのが厳しい財政改革なの?incomeよりoutcomeがでかいなら、それなりの支出にするだけって話なのにな。

ただし、市民としてはカットすべきところと、そうでないところはしっかりと分けて欲しいし、カットした後の将来像が見えてないと、前向きにはなれないですね。

企業での自治体でも「自分のことを棚上げ」「本題ではなく自分の賢さをアピール」するパラサイトのような人がたくさんいるんだな~。ああいう議論をみると自分が仮に政治家になったら、ビジネスマンないしは人としての器量がせまくなりそうだな。

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